苗から植える野菜とは

発芽直後に病害虫の被害にあいやすい野菜や、成長に時間がかかる野菜は、苗から栽培したほうがうまく育てられます。

また、苗にはそれぞれ植え付け適期があります。気温や苗の成長具合など、幼い時ほど様々な影響を受けやすいため、適切なタイミングで植えましょう。

詳細は個別の栽培辞典でご紹介しています。

 基本の植え方

1)苗をポットごと水に浸し、吸水させる。

バケツに苗の根本までかかる深さの水を張り、ポットごと漬けて吸水させる。大きな泡が出てこなくなったら引上げ、10分ほど置いて水をきる。

 

 

2)植え付ける場所に下穴を掘り、水を注ぐ。

マルチをしている場合はマルチ穴あけ器で穴をあけ、ポットより一回り大きな直径で土を掘る。

穴の深さはポット内の土の高さ分を目安にし、ポット内の土とマルチ表面がほぼ水平になるようにする。

植える前の穴にジョウロで水を注ぎ、水がすべて染み込むまで待つ。

 

 

3)ポットから苗を外し、植え付ける。

苗の根本に片手を添えながら逆さにし、ポットを外す。穴に苗を入れ、掘った土を戻して隙間を埋めていく。
地表を軽く手のひらで押さえ、株元に優しく水を与える。