支柱を立てる目的

主に以下の目的で、作物の種類や成長度合いによって長さや組み方を使い分けます。

● 風の影響を受けにくくするため
● 作物の誘引のため
● 実の重さを支えるため

ここでは成長度合いによる基本の使い分けをご紹介します。

 植え付け直後:仮支柱(90cm)

根を傷つけないように株元から少し距離をとり、20~30cm程の深さで支柱を刺す。
苗の2/3程度の高さで茎と交差するように斜めに添え、麻ひもで八の字に結ぶ。

※ごく小さい頃は、割箸などでも代用可。
※少し余裕を持たせて八の字結びにすることで、風が吹いても苗が折れることがありません。

 植え付け直後:仮支柱(150~210cm)

成長につれて仮支柱では支えきれなくなったら、支柱をサイズアップして固定しなおす。
場合によっては、支柱の本数も2~3本へ増やす。

 

 

 ツル性の野菜:合掌式(210cm)

キュウリやスイカなどのツルを伸ばす野菜では、ウネを囲うように支柱を立て、さらに上部に1本の支柱を通して紐で固定する。
立てる支柱の本数は最低4本、ウネが長い場合は6本以上に増やす。

場合によって、紐やネットをかけてツルを誘引する。